2025-01-01から1年間の記事一覧
AIのせいか年をとったせいか、おそらくその両方で、ビジネスのやり方が変わって、ふんわりした話にばかり関わっている。「生成AIを使って暗黙知化したプロセスを形式知化して、御社のサプライチェーンをオプティマイズして、セールスをグロースさせます」と…
皆が忘れかけているので、ChatGPTが登場する直前のIT業界がどんなだったか、というのをちゃんと振り返っておきたい。ChatGPTの登場は2022年11月だから、2022年10月のはてなブックマークを見ていると、ちょうどいい記事があった。qiita.comReadableなコード、…
ヒンドゥーに、二つの体が抱き合う姿をした神がいる。 一体は魔王で、もう一体はそれを鎮めるための観音菩薩だという。その神は障害を取り除き、莫大な富をもたらすが、祀り方を間違えれば、あるいは、捧げるものを怠れば、あらゆるものを奪い去っていく。 …
最近死に支度をしている。具体的にいつ、というのがあるわけではないが、もう46歳だし、飼っていた猫は死ぬし、やることもないし、死に支度は早いに越したことはないという話だから。死についての遠藤周作の本に、「老年に達すればあとは邪魔をしないように…
どこか遠い場所の話をするように、人々は「昔のWebは楽しかった」と言う。結論から言えば、昔も今もWebは楽しいし、つまらない。昔と今で何が違うかといえば、大統領やその側近がSNS中毒でなかったことと、Flashムービーがあったことぐらいだ。 * Flashとは…
炎上しているプロジェクトで、タスクが溢れて捌ききれません。優先順位の付け方や効率的なタスク管理術を教えてください!おやおや、今日のお客さんは随分差し迫った様子だね。シャツの裾が燃えてるんじゃないかっていうぐらい、焦げくさい匂いがするよ。ま…
CRMならSalesforce、勤怠管理ならfreee、在庫管理ならスマレジ。SaaSの世界にも代表選手はいて、その機能や安定性を思えばリーズナブルな価格で提供されている。それでなくとも、業界5位ぐらいまではそこそこ使いやすく、よくメンテナンスされたサービスを使…
放送大学に入るための卒業証明書を取りに約30年ぶりに母校の高校に向かった。無職らしく平日の午後のことだった。 公園や寺院、閑静な住宅の間をしばらく歩いて校門をくぐり、事務室にお伺いをたてると、事前に電話していたこともあって、事務員は訳知った顔…
息子がずっとパソコンに向かっていて困っています。 暇さえあれば緑色の英字だらけの真っ黒な画面を見つめていて、正直言って、傍から見ていて異様ですし、少ない家族との会話の間も心ここにあらずといった様子です。 昨日など、私との会話を途中で打ち切っ…
大阪には環状線という全長20kmほどの路線があって、昔、その線路沿いを友達と3人で徒歩で一周したことがある。 どういう理由だったかは覚えていない。多分3人が3人とも暇を持て余していて、いつもの遊びを繰り返すのにも飽きてしまったぐらいの理由だったと…
そのタイ人の女とモニター越しに出会ったきっかけはSkypeMe!だった。SkypeMe!というのは初期のSkypeについていた機能で、自分のステータスを離席中とかオンラインからニッコリマークのSkypeMe!に変えると、「今なら誰でも話しかけてOK!」という意味になって…
AIブームである。私のような場末のエンジニアにまで、AI案件の話が飛んでくる始末だ。AI案件とは、だいたいにおいて、「ChatGPTのようなAIに我が社の長年の課題(属人化している業務や、時間のかかる業務)を代替させ、業務効率化を図る」という趣旨になって…
連日、アメリカ大統領の発言がニュースになる。クルーグマン氏によると、彼は「完全に狂っている」そうだが*1、将来ビザが下りなくなる事態を避けたい*2私としては、トランプ大統領が、正気なのかそうでないかをはっきりと断定することはできない。ただ、上…
昔DeNAの新人が入社後半年だかの振り返りのプレゼンの中で「うまくモチベーションが上がらなくて」ということを言った時に、南場社長が「社会人がモチベーションで仕事をするな」とすごく怒ったという話*1があって、とても印象に残っている。また、これは実…
ITシステムを必要としている企業は多くある。 そして私の頭の良さもそれなりに知れ渡っているものだから、相談に乗ってほしいと言われることがあって、その度にノコノコと出かけていく。今回の相談は、受発注システムの非属人化だ。本来のそれは古い基幹シス…
以下は、一風変わった技術本をzennあたりで書こうと思って書いた序文である。 AIの台頭で技術本のアイデアは霧散したので、ここに残すことにした。プログラマとしての仕事を辞めて半年ほどで預金がつきた。前の職を欠勤、欠勤、そのまた欠勤で辞めたせいで、…
ずっと更新していなかったブログを、金を払うのさえ忘れてしまってアドレスすら変わってしまったこのブログに新しくエントリを追加する気になったのは、どうも自分は死ぬらしい、と思ったからだ。 誤解のないよう付け加えると、今死にたいとか何か深刻な病気…