さて、年度末ですね。読者の皆様方におきましては、さぞご多忙のことと存じます。
私は「なろう」小説を書いていました。
Books&Apps様に寄稿させていただきました
今月は一本だけですが、1月の勢いで寄稿させていただきました。
寄稿する内容は、できるだけ非プログラマ、というかマネジメント層に末端のPGの常識を知ってもらいたい、という意図で書いている(つもり)なんですが、なんだか形式が小慣れてきた感があります。
かといって、このフォーマットで書けることも、もう思いつかないなあ、というのもあって、また来月はどうなるかわかりません。良い意味でも悪い意味でも期待していただけますと幸いです。
なろう小説を書いてみて
Webディレクターだけど、異世界の開発会社に転生した -前編- - megamouthの葬列
Webディレクターだけど、異世界の開発会社に転生した -中編- - megamouthの葬列
Webディレクターだけど、異世界の開発会社に転生した -後編- - megamouthの葬列
結局3回にわたって、なろう小説を書いてしまったわけですが、驚くほど反響がない、というかPVがないです。
私からはPVとtwitterぐらいしか皆さまの反応というのは見えないので、求められているのかと言われれば、大多数には求められていない、という判断をせざるを得ないのですけど、なんかこのジャンルはロングテールな反応が多い気もするので、あまり気にしないことにします。
twitterでも書きましたが、あまりブログに書くような内容でもないように思うので、カクヨムかなんかに移行するかもしれません。(とはいえ、この記号で出来た物語を書くことに意味が見いだせればの話ですが)
ただ、「なろう小説」を書くことについては、一ついいことがあって、フットワークが軽くなるというか、虚構に対する肩の力が抜ける、という効果はあるようです。
IT小説の未来
そのへんが結実したのが
でして、書いた時に「やったった」感があったのは今思うと、フィクションの構築が思いの外上手くいったということにあるようです。
証拠に、出来上がったものは、引っかかりもないし、カタルシスもない、ユーモアもない、とないないづくしで情緒だけは辛うじて残ったかな、という印象でした。
(読者の皆さまも正直なもので、こちらも驚くほどアレな反応でした)
実は直前にSIerについて書かれた小説ということで参考にしようと

- 作者: 福田和代
- 出版社/メーカー: 双葉社
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を読ませて頂いたんですが、IT小説としては、このあたりが上手く書ける限界なのかなあと思いつつ、まだもう少し模索したい気持ちが強くなります。
IT小説というジャンルを探求したい方は一読をお勧めいたします。
なんか延々とPVがない愚痴を言ってしまった感がありますが、半年前と比べたら読者の数は200倍ぐらいになっているわけで、ブログ書きとして贅沢な事は言えないな、と自戒しております。
また来月は小説を少し書こうと思います(えー)
論評というか「むしゃくしゃしてやった」系のネタがね、あんまりないんだよね。まあそのへんは年度末ということで一つ。
それではこれからもよろしくお願いします。